開発Div. 喜村です。
このままイベントレポート担当になりたいです。
先日(4/10)に行われた、「GitLab Meetup Tokyo #7: 新年度応援&GitLab 11.0」にSNSシェア/ブログ枠で参加してきました。
弊社では以前からGitLab CEを導入していて、最近はGitLab Runnerも導入し始めています。
また、最近以下のようなニュースが出て話題になっていますよね。
そんな今アツいGitLabの最新情報が知りたいと思い、参加してきた次第です。
会場
サイボウズさんでした。
弊社のオフィスから徒歩10分くらいの距離なので、近くて便利ですね。
トーク
GitLabによるComplete DevOps
GitLab実践ガイドの著者の方です。
・ GitLabはそれ1つでComplede DevOpsができるDevOpsツールチェーン
・ GitHubはライバルではない
世間的にはまだまだ「GitLab = GitHub Clone」のイメージがあり、CI/CDがGitLab単体で出来ることを知らない人も多いのですが、
GitHub + CI/CD 以上の機能があり、本当に Complete DevOpsができるツールですね。
Dynamic Application Security TestingやApplication Performance Monitoringあたりは「えっそれGitLabでできるの!?」となりますね。
Cloud Native Applicationへのサポートも手厚く、Cloud Native Applicationを作るのならツールはGitLab一択では?といった雰囲気があります。
How does GitLab manage git repositories?
- gitaly?
- A Git RPCservice for handling all the git calls made by GitLab.
- gRPCを使って Rails(GitLab)とGo(gitaly)でデータをやり取りし、gitalyがgitコマンドを叩いている
- 2018 Q2にgitalyへのキャッシュ機構導入が予定されているので、GitLab.comの高速化に期待です。
GitLabのイシュートラッカー活用術
- GitLab + Backlogは二重管理 + GitLabのビジョンと反するのでなんとかしたい
- GitLabのIssue Tracker割と便利なので普及しよう!みたいなLTでした。
- 弊社もGitLab + Redmineなので、ちょっと検討したくなりました。
コンテナとGitLab
- GitLab Runner + Docker時の Docker in Dockerの話
- docker:dind を使用すれば Dockerの中でdocker run 出来るよ!というLTでした。
- docker:dind の仕組みの方が気になったので、後で少し調べます。
無料のGitLab.com&その他で毎日オススメカブを見つけてる話
- GitLab Pages + GitLab CI で無料でいい感じのpublicドメイン取れる、かつ軽いスクリプトも書けるよ!というLTでした。
- この辺りは、GitHub PagesオンリーではできないのでGitLabのいいところですね。
State of Community Contributions to GitLab CE & GitLab 11.0
- これからのGitLabの話
- 2018-06-22にGitLab 11がリリース(サイクル早いですね)
- まだまだ k8s との関係は深めていく
- Omnibus chartを廃止して、Cloud Native Chartを導入していくあたりがGitLabらしいです。
所感
弊社はGitLabを「GitHub Clone + CI/CDツール」として活用していましたが、
GitLabの機能・ビジョンから見るとまだまだ活用できておらず、DevOpsのフローをもっといいものにできるなと感じたMeetUpでした。
GitLab実践ガイドを購入したので、社内に布教していければと思います。