AIとかIoTとかビッグデータとか

セールスDiv.のエビ蔵です
初投稿なので、日々の活動のなかで想うことをつらつら書いてみました。自分自身が最近この業界で、日々携わるようになったからなのか。世の中が本格的なデジタルトランスフォーメーション時代に突入したのか分かりませんが、最近これらのワードにやたらとお目にかかります。

オッケーグーグル?

うちの9才の息子もジンコーチノウ(人工知能)知ってますw
オッケーグーグル~とか、動画検索するのに音声入力とか。そんな機能教えてもいないのに、いつの間にやらめちゃくちゃ使いこなしています。

油断すると人のケータイに向かってオッケーグーグル~♪ とか話しかけて、小学生らしからぬ動画みつけてはずーと見ているので、最近はスマホ禁止令発令中です(-_-;)

グーグルも凍結じゃ。

息子よ。
オッケーグーグル?
答えはノーだ。

新元号

AIとかIoTとかビッグデータだとか。。
けっこう昔から語られているこれらの言葉ですが、テクノロジーの劇的な進化や働き方改革の波に乗り、以前よりかなり身近な感じ?がするのは自分だけではないでしょう。

なにせ小学生も知っているわけですし。正しく理解はしていないにせよ。

数値データからテキスト・画像・動画まで、システムだけではなくヒトやモノからも取得できるようになった膨大なデータは、近ごろ指数関数的増加傾向にあります。昨年の総務省情報通信白書によれば、改正個人情報保護法や官民データ活用基本法の施行、情報の自由な流通を巡る議論等々、昨年はいろいろ環境整備も進み

2017年は後に
『ビッグデータ利活用元年』
とも言われる可能性があるとも書かれていました。  

もう少しタイミング遅ければ、来年の元号改定にどんぴしゃだったんですがね。。

いよいよ我が社も、、

このように情報が溢れかえっているなか
世の経営者や企画者たちが、これらのデータを自社のビジネスや業務で活用したり、有効に活用して価値を高めていきたいと思うのは、必然的な流れかと思います。

「材料(データ)が揃っているのだからうまく活用して課題を解決したい!」
「蓄積された大量データの中に経営課題の解決の答えがあるはずだ!」
「とにかくIoT始めよう。あらゆるデータを取りまくれ!」
「今年はAI!AI使っていい感じの答えとイノベーションを起こせ!」
などなど。。
(実際そんな雑ではないかもしれないですが)

日々ネットニュースや新聞記事でもこんな話題と事例で賑わっていると
いよいよ我が社も、、というプレッシャーはあるのだと思います。(お客様からもこの手の話よくお聞きします♪)

データは経営課題を解決できるのか

しかし、、現実的にはいくら大量のデータがあっても、それだけではいい感じの答えがすぐに見つけられるとは限りません。業務で貯めたデータが必ずしも分析データ(何らかの目的で情報を見つけるための情報)になるとも限りません。

もちろんAI君がサクッと経営課題解決の道標を示してくれるわけでもありません。 データ量が増えてくると逆に様々な要因が複雑に絡み、結局何も見えてこない、、なんてことも多々あるわけですね。(これもよく聞く話♪)

大企業(どこも同じとは限りませんが)に至っては、情報活用せよ指令があるにも関わらず情報の統制・制限が厳しく、そもそも見たいデータにアクセスできる人が限られているなど。実は現場で欲しい情報を自由に使えない、アクセスすら出来ないなどの状況が本当にあったりするのです。全く真逆の状況ですよね。。

目的なき分析

よく例えられていますが、ダーツをとりあえず投げてみて結果がどうだったのか振り返らず、また次のダーツを投げ続ける。なかなか真ん中に当たらない。的にすら当たらない。

一体どうなっているんだ!
もっとダーツの矢を持ってこい!
…と、なるという話。

データ分析においても同様。分析の目標と目的を明確にしてからスタートさせないと、狙いも結果もどんどんズレていきます。何を実現するために何を見て何を知りたかったのか。分析の結果、何を改善出来たらマルなのか、どこまで出来たらマルなのか。投げたダーツが当たったのか外れたのか、結局次どこに投げればよいのかすらわからない現状。

これではいくらお金と時間をかけても、優秀なAI君がいたとしてもうまくはいかないわけです。何故なら成功失敗の判断基準が無いわけなので。

ウーだ

では具体的にどうするか。
普段見慣れているデータや形のものを、できるだけたくさんかつ簡単なグラフや表で、しかも素早く情報を出してあげること。
やはりこれに尽きるのではないかと思うわけです。

そしてその変化を繰り返し見て何度も共有と観察、方向付けと決定を繰り返していきます。データ分析活用等でいわれるところのOODA(ウーダ)ループですね。
※OODAループについて詳しくはオッケーグーグル♪

そのサイクルを繰り返すことでいま何が求められているのか、どういう結果に意味があるのか、本当は何を見るべきだったのか、という次の道標が徐々に見えてくるのだと思います。

閉じられた世界からデータを解放しよう

データ利活用の第一歩は、分析・解析・統計・DBなど知識のあるごく限られた人たちだけではなく、誰でも活用出来る環境を醸成していかなければ本当の利活用には至りません。簡単にデータが取り込め、高速に処理してすぐに表現できるシンプルな仕組みが必要なのです。

初めに本当に必要なことは、AIでもIoTでも必ずしもビッグデータでもなく、多機能・高機能な分析ツールでもないのだと思います。
それでも、本当に見つけたかった課題や情報源はすぐ手元にはなかったり、そもそも手持ちの情報だけでは足りないこともあるはずなのです。それらを見つけるためにも、閉じられた世界や仕組みに溜まり続けている身近で有効な資源(データ)を集め、簡単に素早く処理し、可視化して次のアクションをどんどん起こしていくしかないんですね。

キープデータニデータヲキープ

日々いろいろなお客様と共にデータに向き合っているととても可能性を感じるし、一方で宝の持ち腐れ感も半端なく感じます。
テクノロジーを駆使し身近にあるデータを情報に変え、ビジネスプロセスや経営や業務・組織のあり方などを根本的に変えてしまおうという取組みが、まさにデジタルトランスフォーメーションなわけです。Keepdataはそんな企業を傍で寄り添いながら支援し、一緒に成長させて行けるプラットフォームを持っています。

テクノロジーを追求する前に、まず足元にある膨大なデータを一緒に活かしていきましょう! 1社でも多くの企業を支援しながら、Keepdataのファン増やしていきたい!
いずれ来るであろう、AIがガシガシ働いてくれる時代を見据え、今からKeepdataにどんどんデータをキープさせてみませんか?

と、想う今日この頃でした。

さて、、次の記事はジンコーチノウに書いてもらおうかな。。
(そこはテクノロジーを追求したいっ)