ちょい足しグルメのデリバリー(ちょい足しグルメ Part2)

こんにちは。
Keepdata藤本です。

今回も、データの食べ方もグルメな日本企業に向けて
データの「ちょい足しグルメ」について書きたいと思います。


Keepdataの事業コンセプトとして「デジタルトランスフォーメーション」の実現があります。
業務プロセスをデジタル化することでお客様のビジネスに変革をもたらすよう、日々製品の改善に取り組んでいます。

デジタルトランスフォーメーションを実現するためには何よりもまずデータ。
言うまでもなく、今のビジネスにおいてはデータが非常に重要なものになっています。
「データ経営」の実現は、多くの企業でテーマになっているのではないでしょうか。

自社で行っている業務のデータは比較的集めやすいですが、アウトソーシングしている場合は、基本的に自社にデータは残りません。業務結果については月次で報告を受けることが多く、それもレポートにまとまっていたりと加工後のデータであることが多いですよね。
「ちょい足し」どころかしっかりとした料理に仕上がっているような気もしますが、過ぎたるは猶及ばざるが如し。経営目線で考えると、都合よくまとめられたレポートのデータより生データの方が価値が高かったりすることも多いのです。

ということで今回はB to Bビジネスを対象として、お客さんそれぞれのデータをお客様の元にお届けする、「ちょい足しグルメのデリバリー」についてご紹介したいと思います。

・・・と言ってもその名の通りなのですが、ポイントは2つ。

1.サービス提供側は、利活用しやすい形に加工した業務データをクライアントごとに振り分けて、個社ごとに可能な限り生データを送る。
2.クライアント側は受領したデータを自由に分析し、アウトソーシングした業務から新たな気づきを得る。

単なるレポートに比べると効果的な「ちょい足し」が行われており、データのデリバリーという観点は非常に喜ばれます。誰かにお願いした仕事が、「終わったよー」の報告だけではなく詳細も確認できて、さらには細かな仕事のプロセスまで分析することができたら、仕事を頼んだ側とすれば期待値を大きく超えた大満足な結果ですよね。

もちろん、技術的な問題もあります。
データの授受はセキュアな環境で無いとダメですし、提供してはいけない個人情報など含まれていないか細心の注意を払う必要があります。しかし、この「ちょい足しグルメのデリバリー」はクライアント側の企業にとって大きな価値になると考え、自社製品のKeepData Hubが有する「セキュアなデータ授受」、「簡易BI機能」、「匿名化技術」といった機能を活用し、このようなソリューションを実現・ご提案しています。

自社にあるデータを、自社で好きなように分析するだけの時代はもう終わったのだと思います。「ちょい足しグルメのデリバリー」は「ちょい足し」とは言いつつも、意外と大きな一歩だったりします。

これにAIを掛け合わせれば、ビジネスプロセスの変革が実現できそうな気がしてきませんか?

 

では、今回はこのあたりで。
次回もまた何かご紹介していきます!