鮮度抜群!リアルタイムデータの調理法(ちょい足しグルメ Part1)

こんにちは。
Keepdata藤本です。

バランスボールの上で胡坐をかくのが好きです。
気を抜くと後ろにひっくり返ってしまいかねないという程よい緊張感が、ランチ後のひとときであっても程よく眠気を覚ましてくれます。 

さて、前回の僕のブログではビッグデータの活用方法を料理に例えてコラムを書きました。
http://blog.keepdata.jp/entry/2018/04/12/103834

まとめるとこんな感じです。

  • ○ データにも特徴があり、それぞれの特徴に合った調理法があること
  • ○ 三ツ星シェフによる高級フルコースの提供は、なかなかうまくいかないこと
  • ○ とは言えグルメな舌を持つ日本企業には「ちょい足しグルメ」が必要なこと

 要は、コストを抑えながらも日本企業にフィットするようカスタマイズしたソリューションが必要なのだ、という話でした。


これまで活用事例と言いながらなかなか具体的な事例をご紹介できていませんでしたが、いよいよ今回から、様々なデータの「ちょい足しグルメ」をご紹介していきます。

今回はリアルタイムデータの活用方法についてご紹介しましょう。

鮮魚や朝採れ野菜と同じで、鮮度抜群のリアルタイムデータはそれ自体価値が高く、
変に加工するよりもリアルタイムで正しく確認できることが何よりも重要となります。
リアルタイムでデータを連携して今時点での状況・状態を知りたいというニーズは
営業状況の可視化につながる動態管理や、製造業などの設備機械のデータ監視で多くあります。

イメージしやすいのは動態管理データですね。

スマホなどに入れたアプリからリアルタイムで位置情報を取得すれば、営業担当者や営業車がいまどこにいるのかを簡単に把握できます。ただし位置情報の場合、地図と組み合わせないと人には理解しにくいので、地図上での可視化が必須の「下ごしらえ」であり、ツールの標準機能であるべきと考えます。

こういった位置情報データの場合の「ちょい足し」は、同時に簡易的な集計データを確認できるようにすることです。

位置情報をリアルタイムで確認したとしても、それは単なるスナップショットでしかなく、せいぜい営業がサボっていないかチェックできる程度で、そこにビジネス的な価値はありません。
ここに「ちょい足し」で、例えば地図の画面で同時に営業KPIを可視化することができれば、「売上目標達成のために、今の活動状況は適切なのか」まで分析できることになり、データ活用が生み出す価値が一気に向上します。

これを実現するためには、当たり前ですが、位置情報だけではなく目標売上データも、売上データも、担当者データも必要です。すべて1つの場所に集める必要があるんですね。
 

さて、当社が取り扱うKeepData Hubは、こんなニーズにお応えするソリューションです。

散在するデータをKeepData Hubにとにかく集めて蓄積し、結び付けて可視化します。「下ごしらえ」にあたる地図の活用まで標準的な機能として保有しており、お客様が見たいグラフや表などの「ちょい足し」分は、低コストで追加開発が可能なのです。

こう聞くとなかなか合理的なソリューションだと思いませんか?


・・・ちょっと営業色出しすぎですかね(笑)


では今回はこのあたりで。
次回もまた別の「ちょい足しグルメ」をご紹介していきます!